審美歯科修復における光学的シミュレーション解析

大阪大学歯学研究科との共同研究では、インプラントされた歯を光学的な観点からより自然に見せるための研究を行っています。

患者の口腔内の審美性に対する要求が高まっています。特に前歯部においては単に機能を回復するだけでなく、天然歯に近似した色調や光の透過性を有する修復治療が求められています。そこで、各種歯冠修復材料や歯の組織の光学特性を分析し光学的シミュレーションを行うことで、天然歯や歯冠修復物における光の振る舞いを可視化し、解析します。

長原一
長原一
教授

コンピューテーショナルフォトグラフィ、コンピュータビジョンを専門とし実世界センシングや情報処理技術、画像認識技術の研究を行う。さらに、画像センシングにとどまらず様々なセンサに拡張したコンピュテーショナルセンシング手法の開発や高次元で冗長な実世界ビッグデータから意味のある情報を計測するスパースセンシングへの転換を目指す。