3D画像認識AIによる革新的癌診断支援システムの構築

標本採取による細胞診断は、癌の早期発見に有効な検査法の1つです。我々は、超解像多重焦点画像列から細胞の3次元形状情報を抽出し、それに基づいた3次元画像認識AIによる細胞レベルで診断する革新的な子宮頸部細胞診自動診断支援システムを開発します。 これにより、2次元画像のみを用いる現行機を凌駕する高精度で質の高い細胞診断を実現し、次世代細胞診断の創出を目指します。

本プロジェクトは、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業CREST研究領域 「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」(人工知能)に採択されています。

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長原一
長原一
教授

コンピューテーショナルフォトグラフィ、コンピュータビジョンを専門とし実世界センシングや情報処理技術、画像認識技術の研究を行う。さらに、画像センシングにとどまらず様々なセンサに拡張したコンピュテーショナルセンシング手法の開発や高次元で冗長な実世界ビッグデータから意味のある情報を計測するスパースセンシングへの転換を目指す。