Society 5.0 Projects

データビリティフロンティア機構では、情報科学の様々な分野に渡る技術を利用して、Society 5.0プロジェクトに取り組んでいます。

Society 5.0 とは・・・IoTビッグデータ、ロボット技術、人工知能等のイノベーションを、産業や社会生活に活用し、人々が活力に満ちた質の高い生活を実感できる社会のこと。

このプロジェクトの下、以下の二つの課題に取り組んでいます。

Society 5.0のためのソーシャルセンシング

多種多様な、広く公開されたセンサデータから有用な情報を集めるセンシング技術は、Society 5.0の実現に不可欠なものです。ソーシャルネットワークでさえも、現在の社会を観測するプローブであると見ることができます。このプロジェクトでは、ソーシャルネットワークを利用して、人々の感情などを推測するシステムを構築し、Society 5.0の世界におけるタイムリーなサービスの提供を目指します。

Society 5.0世界の未来の学校プロエジェクト

教育の提供は持続可能な開発目標の一つとして挙げられる現代社会の課題の一つです。e-learningはこの目標に対するアプローチの一つとなり得るものですが、質の高い教育のためには、学習者の状態の把握などを始めとする様々な技術による支援が必要になると考えられます。このプロジェクトでは、関連する技術に幅広く取り組んでいます。

Manisha Verma
Manisha Verma
特任研究員

Manisha’s research interest broadly lies in computer vision and image processing. Currently, she is working on micro facial expression recognition using multi-model deep learning frameworks.

梶原智之
梶原智之
招へい助教

自然言語処理。特に、テキスト平易化、言い換え、意味的文間類似度、品質推定。

武村紀子
武村紀子
招へい准教授

パターン認識、機械学習等を用いた環境知能や歩容認証等に関する研究に従事。

中島悠太
中島悠太
教授

コンピュータビジョン・パターン認識などの研究。ディープニューラルネットワークなどを用いた画像・映像の認識・理解を主に、自然言語処理を援用した応用研究などに従事。

長原一
長原一
教授

コンピューテーショナルフォトグラフィ、コンピュータビジョンを専門とし実世界センシングや情報処理技術、画像認識技術の研究を行う。さらに、画像センシングにとどまらず様々なセンサに拡張したコンピュテーショナルセンシング手法の開発や高次元で冗長な実世界ビッグデータから意味のある情報を計測するスパースセンシングへの転換を目指す。